富山市で環境市民団体の地域交流会を開催しました(2016/12/4)

富山地域交流会チラシdsc09804

 

富山市において2016年12月4日(日)にアースデイとやま2016実行委員会との共催で地域交流会を開催しました。グリーン連合の活動を地域で広げ、政策提言活動と地域での実践活動をつなげるため、相互の活動や思いを学び合い、地域での実践活動の輪を広げることを目的としています。

2016年5月に富山市ではG7環境大臣会合に合わせて、26回目となるアースデイ・フェスティバルと共に環境市民フォーラムが開催され、地域だけでは無く全国から環境市民団体が集まり交流をしています。今回の地域交流会では、冒頭に藤村共同代表からグリーン連合の取組みや市民版環境白書「グリーンウォッチ」の紹介を行い、幹事の松原から執筆を担当した再生可能エネルギーに関する現状と課題を示しました。

地域の活動を知るミニプレゼンでは、地域の3つのNPOがそれぞれの取組みを紹介しました。富山市の「きんたろう倶楽部」では里山の保全活動、アートNPOヒミングでは氷見市での地域活性化の取組み、そして富山市の「立山自然保護ネットワーク」では立山連峰の自然保護活動が行われています。そして、地域の未来につなぐ先進的な事例として南砺市菅沼の「合掌の森再生プロジェクト」および長野県飯田市の「風の学舎からのメッセージ」に関する紹介がありました。その後、6つのグループに分かれてワールドカフェ方式で地域での環境問題への取組みにおける協働のあり方や地域づくりの方法について熱心な議論が行われました。

日時:2016年12月4日(土)13:00-16:30
会場:サンフォルテ会議室(富山県富山市湊入船町6-7)
定員:60名

プログラム

■グリーン連合の紹介
藤村(グリーン連合 共同代表、環境文明21)
松原(グリーン連合 幹事、環境エネルギー政策研究所) 発表資料(PDF)

■地域の活動を知る(ミニプレゼン)
●NPO法人 きんたろう倶楽部(富山市) 発表資料(PDF)
●NPO法人 アートNPOヒミング(氷見市) 発表資料(PDF)
●NPO法人 立山自然保護ネットワーク(富山市) 発表資料(PDF)

■地域の未来につなぐ(事例発表)
●南砺市市菅沼「合掌の森再生プロジェクト」の取組み 紹介資料(PDF)
合掌の森再生協議会 事務局 荒井崇浩氏
●〜風の学舎からのメッセージ〜
「資源エネルギーの地産地消が持続可能な社会を築く」 発表資料(PDF)
NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師 事務局長 平澤和人氏

■恊働で進めよう、環境と地域づくり(ワールドカフェ)

※本イベントは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の活動助成により開催します。