関東地区交流会を開催しました

関東地区交流会
関東地区交流会
昨日13日午後から、東京大崎の南部労政会館で関東地域交流会を開催しました。
事務局長の古瀬さんの進行で、最初に幹事の山崎さんと共同代表の藤村さんからからこれまで活動経緯報告がありました。
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次いで話題提供①として、気候ネットワークの桃井さんからCOP21の報告とこれからの活動の方向性について、お話がありました。
ご承知の通り、13日未明に「パリ協定」が採択された直後のホットな話題提供で、COPの成果や石炭火力の問題点などについてお話し頂き、その後質疑と今後の活動についての意見交換を行いました。
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話題提供②では、原子力資料情報室の伴さんから原発問題について話題提供して頂きました。
①同様、質疑と意見交換の予定でしたが、原発はなかなか難しい問題であることもあり、質問がたくさん出て、意見交換まで至りませんでした。
最後に、グリーン連合に対する要望として、次のような意見が出ました。
・東京と地域では意識のギャップもあり、それを埋めるためにも、もう少しわかりやすい 言葉で伝えていく必要がある(共通言語が必要)
・若い人にも参加してもらえるよう、会の持ち方なども工夫が必要
・農業、森林関係の人との交流も必要で、そのために、彼らとを意見交換も必要
・他の分野の人たちとの交流も必要(ファンドレイジングのグループなど)
・アピール力の強化
・そもそもグリーン連合は何をする組織なのか、会員にも明確に伝える必要がある
参加人数は20名程と少数ではありましたが、話題提供の場面では、経済至上を信奉する人たちにどう働きかけていくか、また原発再稼働の動きをどう食い止めていくかなど、根本的な課題に対する意見も出され、とても有意義な意見交換となりました。
また、グリーン連合に関しても、特に若い方から建設的な意見を頂くことができました。
なお、詳細はニュースレターなどでお知らせしたいと思います。
当日の動画記録はこちら。

西日本交流会を京都で開催しました

西日本交流会を京都で開催しました

グリーン連合が発足して初めての西日本交流会が8月23日、京エコロジーセンターで開催しました。当日は、東京からも藤村コノヱ、中下裕子両共同代表も駆けつけました。

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第1部は、はじめに藤村コノヱ共同代表(環境文明21)から設立の経緯と発足総会の説明、続いて杦本育生共同代表(環境市民)から設立の趣旨、規約と組織の説明、そして中下裕子共同代表(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)から、これまでの活動報告(環境省への挨拶、設立総会、与党国会議員への挨拶回り、望月義男環境大臣表敬訪問、第1回国会議員との意見交換会)がありました。

第2部は大久保規子大阪大学大学院教授・幹事(オーフスネット)から「なぜグリーン連合が必要なのか」の講演があり、ヨーロッパの環境団体の連合と比較しながらグリーン連合の社会的必要性や期待できることについて具体的な説明がありました。

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第3部は、太田航平幹事(地域環境デザイン研究所ecotone)と田浦健朗さん(気候ネットワーク)の進行で、参加者が4つのグループに分かれてのワークショップが行われました。テーマは「グリーン連合に期待すること」「自分に何ができるか」で短時間にもかかわらず多くの意見が出されました。

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参加者は、 NGO/NPO36人(20団体)、近畿地方以外に広島、岡山からの参加者もありました。マスメディア2人(京都新聞、朝日新聞)、滋賀県会議員1人、国会議員秘書1人の合計40人でした。これを機にグリーン連合の活動をより全国的なものに発展させていくことが見えてきました。

グリーン連合では今後も各地での交流会を開催する予定です。