11月2日(木)午後、四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)にて、テレビ会議で、徳島、愛媛、高知のサテライト会場を結んで開催しました。
グリーン連合からは、グリーン連合の組織化の目的や今年度出版した「グリーンウォッチ2017」について紹介し、その後、幹事から情報提供を行い、質問などを受けました。まず、グリーンウォッチ2017でも取り上げたテーマとして、「パリ協定と日本の政策課題」についてを桃井貴子(気候ネットワーク東京事務所長)から、「容器包装リサイクルの課題」についてを中井八千代(容器包装の3Rを進める全国ネット副運営委員長)から話しました。さらに、四国での参加者が地球温暖化防止活動推進センターを兼ねている団体が多く参加するということで、情報共有の面から川崎での地球温暖化対策について竹井斎(NPO法人アクト川崎理事長)からお話しています。
四国4県の活動団体から、活動紹介をしていただきました。
徳島…矢野憲司さん(NPO法人環境首都とくしま創造センター事務局長)から地球温暖化防止のための活動について、若者を巻き込むための学生推進員制度について報告いただいた。若者とのネットワーク作りをしている。
香川…宇賀神幸恵さん(うどんまるごと循環コンソーシアム事務局)から、うどん屋で廃棄するうどんをバイオガス発電し、さらに残渣を肥料にする循環型の取組みをご報告いただいた。食品ロスの問題やエネルギー問題などを解決することや、香川の「うどん」という地域性を取り入れた特徴を活かし全国で注目を集めている。
愛媛…小田安憲さん(愛媛県環境カウンセラー協議会理事長)より、愛媛県内で登録されている環境カウンセラー40名が地球温暖化防止のための出前授業に取り組んでいる様子などが報告された。
高知…石川貴洋さん(認定NPO法人環境の杜こうち事務局長)より、地球温暖化防止活動センターの指定を受けており、圏内で実施している様々な活動について紹介があった。よさこいCOOL CHOICE事業、環境絵日記電車。高知戦略推進リーダー養成講座などを開催し、20代の若者からシニア世代まで幅広い参加があることが報告された。
最後に、意見交換を行い、グリーン連合への期待などについても様々な意見があがった。例えば、環境問題に関わる事例紹介を行ってほしい、経済界、政界への影響力をアップしてほしい、活動していく上で拠りどころになるような情報提供をしてもらいたいなど。
四国にはまだグリーン連合の参加団体がないので、これを機会にぜひ活動メンバーになってもらえたらと願っています。