【プレスリリース】市民版環境白書「グリーン・ウォッチ2019」発行

市民版環境白書「グリーン・ウォッチ2019」発行
日本の環境政策を市民・環境NGOが評価分析

国内85団体の環境NGO/NPOから構成されるグリーン連合は、今年5月、市民版環境白書「グリーン・ウォッチ2019」を発行しました。グリーン連合は、2015年6月5日(環境の日)に、気候変動や化学物質汚染など様々な環境問題に取り組む国内の環境NPO/NGOの連合として設立された組織です。グリーン連合では、発足以来、政府や国会議員などに積極的に働きかけ、懇談や意見共有の場を設けてきました。また、NPO/NGOが社会の持続性を支える不可欠なセクターとして、より多くの市民の支持を得られる力強い存在になることを目指して市民社会へと働きかけてきました。

市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」は、グリーン連合が設立年から毎年発行しているもので、今年で4冊目となります。今年の特徴は、脱炭素社会に向けた最近の動向や世界の急速な再エネシフト等の動きを紹介したほか、新たに顕在化してきたプラスチック問題や気象災害、福島の問題などを取り上げています。また、環境NPO/NGOに対してドイツを例に制度的なサポート体制や支援策を紹介し、それと比較した日本の環境NGOやNPOの支援体制について座談会形式で議論したものを紹介しています。ぜひ、環境活動に関わる人や政策決定者はもとより、メディアの皆様にもご覧いただき広く国民の方々にも広めて頂ければ幸いです。

なお、グリーン・ウォッチの表紙・裏表紙のイラストは、今回もハイ・ムーンの名で知られる京都大学名誉教授の高月紘先生にご提供いただきました。また、本ペーパーの印刷・頒布にあたっては、地球環境基金の助成を受けて制作しています。

※グリーン・ウォッチのダウンロードは、こちらのページから。

市民版環境白書2019グリーン・ウォッチ
市民版環境白書2019グリーン・ウォッチ

<グリーン・ウォッチ>
発行日:2019年5月30日
ページ数:105ページ
発行:グリーン連合
編著者:グリーン連合「グリーン・ウォッチ」編集委員会

※目次、編集委員メンバー、グリーン・ウォッチ発行の趣旨(はじめに)は本誌参照のこと