10月1日に開催予定の近畿地区交流会につきましては、諸般の事情により開催を延期させて頂きます。開催日時および会場については改めてお知らせをしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、グリーン連合では今年度、全国5地域程度(東近江市、富山市、仙台市、岡山市、北海道など)で地域交流会の開催を予定しています。開催の日時や内容につきましては、準備が出来次第、お知らせをしたいと思います。
10月1日に開催予定の近畿地区交流会につきましては、諸般の事情により開催を延期させて頂きます。開催日時および会場については改めてお知らせをしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、グリーン連合では今年度、全国5地域程度(東近江市、富山市、仙台市、岡山市、北海道など)で地域交流会の開催を予定しています。開催の日時や内容につきましては、準備が出来次第、お知らせをしたいと思います。
2016年8月18日、今月就任したばかりの山本公一環境大臣を、グリーン連合幹事会のメンバーで表敬訪問しました。2016年5月に発行した市民版環境白書「グリーンウォッチ」を渡すとともに、環境政策の審議にあたっては、その分野で活動する環境NGOや市民団体の参加の枠 を設けて進めて欲しいとの意見書「環境政策の形成と実施には、公平・公正で実質的な市民参加を!!」も提出しました。
環境大臣 山本公一 殿
中央環境審議会 会長 浅野直人 殿
グリーン連合は、気候変動、生物多様性、化学物質、廃棄物など様々な環境問題を克服し、全ての生命と人間活動の基盤である「環境」を基軸とした民主的で公正な持続可能な社会を構築するために、互いにつながり、強く社会に働きかけていくことを目的として、昨年6月5日環境の日に設立した環境NPO/NGOの全国的な連合組織です。
私たちは、民主的で公正な持続可能な社会を構築するには、「環境」に関わる政策の形成と実施に当たっては、私たちNPO/NGOも含めた、すべてのセクターの参加が不可欠であると考えています。
しかし、現状では、環境省が管轄する中央環境審議会とその下にある部会、委員会等の委員構成は偏っており、それが実効性ある環境政策の形成と実施を妨げ、結果的に環境政策の停滞や後退を招いているように思われます。
例えば、去る7月29日に開催された中央環境審議会地球環境部会の下に設置された長期低炭素ビジョン小委員会には、21世紀後半には人為的な温室効果ガスの排出を実質的にゼロにするという「パリ協定」を達成するために、従来の政策を抜本的に見直し、暮らしや産業構造の転換をも踏まえた大胆な戦略の検討が求められています。
しかし、その小委員会には、5名もの産業界を代表する委員が含まれ、特に日本経済団体連合会、日本鉄鋼連盟、電気事業連合会など、気候変動対策には不可欠な大型環境税や排出量取引制度の導入にこれまで強く反対し、日本の気候変動政策を後退させてきた大規模排出事業者を代表する委員が含まれています。その一方で、中長期的視点から、気候変動問題に長年かかわってきた環境NPO/NGOの委員は皆無です。
こうした偏った構成は、国民各層からの意見を広く聞くという審議会の趣旨に反するとともに、本来あるべき公平・公正な判断は期待できず、効果的な脱炭素社会に向けた長期ビジョン・戦略が策定されるとは考えにくいものになっています。
今後、中央環境審議会、各部会、専門委員会、小委員会などの委員の人選にあたっては、公平・公正の観点、政策の実効性の観点、さらに市民社会育成の観点から、環境NPO/NGO枠を定めるなど、各課題に強い関心と専門性を有する市民セクターの参加を強く要望します。そうすることで、真に有効な環境政策の形成と実施が図れると私たちは確信しています。
グリーン連合 共同代表
藤村コノヱ、杦本育生、中下裕子
プレスリリース:PDF
国内75団体の環境NGO/NPOから構成されるグリーン連合は、今年5月、国内初となる市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」を発行する。グリーン連合は、昨年6月5日(環境の日)に、気候変動や化学物質汚染など様々な環境問題に取り組む国内の環境NPO/NGOの連合組織として設立された。グリーン連合では、発足以来、政府や国会議員などに積極的に働きかけ、懇談や意見共有の場を設けてきた。また、NPO/NGOが社会の持続性を支える不可欠なセクターとして、より多くの市民の支持を得られる力強い存在になることを目指して市民社会へと働きかけてきた。
今回、発行することとなった市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」は、グリーン連合が設立当初より主要活動と据え、編集委員会を組織し、会員団体メンバーを中心に執筆編集を行ってきた。その内容は、気候変動・エネルギー問題、化学物質問題、原発問題など主要な環境政策をレビューしたほか、東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年の歳月を経た今も続く被害と政府の対応について評価分析などを行っている。また、日本の環境政策が、経済優先社会の中で歪曲されている現状を分析する章を設けて、国内環境政策に横串を刺した構造についても評価している。
なお、グリーン・ウォッチの表紙・裏表紙のイラストは、ハイ・ムーンの名で知られる京都大学名誉教授の高月紘先生にご提供いただいた。また、本ペーパーの印刷・頒布にあたっては、平成28年度地球環境基金の助成を受けて頒布する計画である。
発行日:2016年5月14日 ページ数:128ページ
発行:グリーン連合 編著者:グリーン連合「グリーン・ウォッチ」編集委員会
※目次、編集委員メンバー等は以下参照のこと
はじめに
第1章 主要な環境政策のレビュー
第1節 気候変動とエネルギー
第2節 再生可能エネルギー
第3節 原発問題
第4節 化学物質
第2章 福島原発事故の被害と政府の対応
第1節 いまも続く被害
第2節 避難政策の問題点
第3節 避難指示の解除と住民の意向
第4節 骨抜きにされた「原発事故子ども・被災者支援法」
第5節 健康影響
第6節 作業員の被ばく労働
第7節 行き場のない原発事故由来の放射性廃棄物
第3章 なぜ環境政策がうまく進まないのか-日本の環境政策の問題点
第1節 「経済優先」に屈伏した環境政策
第2節 歪んだ環境政策形成のプロセス
第3節 なかなか発動されない「予防原則」
第4節 ビジョンに基づき、戦略性ある環境政策へ
第5節 実効的な政策形成参加に向けて
トピックス-国内外の注目すべき動き
グリーン連合会員団体紹介
委員長 藤村コノヱ(環境文明21)
委 員 中下裕子(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)、加藤三郎(環境文明21)
桃井貴子(気候ネットワーク)、松原弘直(環境エネルギー政策研究所)
伴英幸(原子力資料情報室)、篠原ゆり子(FoE Japan) 、杦本育生(環境市民)
古瀬 繫範(地球と未来の環境基金)、山田岳(ただすのもり環境学習研究所)
2016年3月4日にグリーン連合のニュースレター(第3号)を発行しました。
昨年12月に開催した東日本交流会の様子や、今年5月の発行に向けて準備が始まった市民版環境白書グリーンウォッチの目次案等が掲載されています。
こちらのページよりご覧下さい(PDFもダウンロードできます)。
グリーン連合では、第1回の関東地域交流会を下記のとおり開催します。
会場:東京都南部労政会館 第6会議室 (定員80名)
品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎(入口は1F) アクセス
JR山手線大崎駅南改札口下車 徒歩3分
主催:グリーン連合
参加費:無料 ※要申込み:こちらのフォームからお申込み下さい。
プログラム:※都合により変更になる場合があります。
■報告~グリーン連合のこれまでの活動報告
■全体討論~みんなで話そう
テーマ1:深刻化する気候変動(COP21からのメッセージ)
話題提供 桃井貴子さん(認定NPO法人気候ネッ トワーク 東京事務所長)
質疑応答・意見交換
テーマ2:原発問題(核廃棄物と再稼働)
話題提供 伴英之さん(NPO法人原子力資料情報室 共同代表)
質疑応答・意見交換
■フリートーク~グリーン連合に期待すること
2015年11月15日にグリーン連合のニュースレター(第2号)を発行しました。
8月に開催した西日本交流会の様子や、7月の望月環境大臣や与党国会議員事務所への訪問、国会議員との意見交換の報告等が掲載されています。
こちらのページよりご覧下さい(PDFもダウンロードできます)。
環境問題は地球規模で深刻さを深めています。このままでは将来世代に大変な日本と世界を渡すことになりかねません。しかし、ここ数年、日本の環境政策は後 退を続けています。こんな時だからこそ環境に関わるNPO・NGO、市民団体が手をつなぎ、お互いに成長しながら、政治と社会に大きな影響力を発揮するこ とが大切です。
このような思いから昨夏から準備をはじめ、各地の団体や個人に呼びかけ、6月5日に東京で発足総会を行ないました。現在65団体が正式に参加されています が、活動はまだ始まったばかり。もっともっと多くの団体と応援する個人が参加する大きなネットワークにしていき、ほんとうに日本を変えていく力になりたい と考えています。
8月23日に西日本地区を主な対象に、発足総会で決まったグリーン連合の趣旨、活動案などの説明と今後の取り組みなどの意見交換交流会を開催することにしました。ご関心ある団体、個人の皆さん、ぜひご参加ください。
■プログラム
1 グリーン連合発足の経緯、趣旨、規約の簡潔な説明、6月5日の発足の報告 Q&A
2 当面の活動内容案の説明
3 ミニ講演「環境立国」への道-なぜグリーン連合が必要なのか-大久保規子さん
4 ワークショップ(意見交換) グリーン連合に期待すること 活動アイデア
■日時
8月23日(日)午後1時~4時
■場所
京エコロジーセンターの1階シアター
〒612-0031京都市伏見区深草池ノ内町13
京阪電車藤森駅徒歩6分 地下鉄・近鉄の竹田駅から徒歩13分
(京都駅からはJR)奈良線で1駅の東福寺駅で京阪に乗り換えて藤森へ、または地下鉄ないし近鉄で竹田駅に)
http://www.miyako-eco.jp/about/access.html
お問い合わせ グリーン連合 共同代表幹事
杦本育生(NPO法人環境市民代表理事)
電話075-211-3521 FAX075-211-3531