【GAJ News】 メールマガジン第3号を発行

グリーン連合では2017年8月より隔月でメールマガジンを会員向けに配信すると共にホームページにも掲載しています。2017年12月16日にメールマガジン第3号を発行しました。

グリーン連合(GAJ)メールマガジン第3号

11月のボンでのCOP23、12月のフランスでのOne Planet Summit (マクロンサミット)など、一連の気候変動交渉がこの二ヶ月間盛り上がりました。世界は脱化石燃料に大きく動き出していますが、それとは逆光して国内で石炭火力発電所の建設を進め、国外には石炭火力を輸出して多額の公的資金で援助する日本は世界から大きな批判を浴びました。いつになったら日本は20世紀を終えて、新しい時代の波に乗れるようになるのでしょうか。
来年こそは環境の世紀へと変えていきたいものですね。今年最後のグリーン連合メルマガをお届けします。

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【1】グリーン交流会in四国報告(11月2日)
【2】グリーン交流会in中部報告(11月25日)
【3】団体紹介 (2):ダイオキシン国民会議(JEPA)

グリーン連合(GAJ)メールマガジン第3号

【エネルギー基本計画緊急署名】「原発ゼロで日本の未来を切り拓く」スタートしました!

エネルギー基本計画緊急署名
「原発ゼロで日本の未来を切り拓く」スタートしました!

eシフト、グリーン連合、CAN Japanは、2017年度から始まったエネルギー基本計画の見直しに対し市民の声を可視化して届けるべく、緊急署名「原発ゼロで日本の未来を切り拓く」をスタートしました。

1月末と3月末に集約し、内閣総理大臣と経済産業大臣に届けます。

賛同団体も募集しています(下記)。ぜひ各地で声を広げていきましょう!

オンライン署名、もしくは紙の署名でご参加ください。

◆いますぐ署名する(Change.orgへ(リンク))

◆署名本文(PDFのダウンロード(署名用紙))

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エネルギー基本計画緊急署名

原発ゼロで日本の未来を切り拓く

内閣総理大臣 安倍晋三様
経済産業大臣 世耕弘成様

政府は2017年、「エネルギー基本計画」の見直しを始めました。しかし現在の方向性は、原発維持、石炭火力推進であり、省エネと再エネに消極的というものです。実際に、「可能な限り低減していく」はずの原発の再稼働や延長運転が次々と進められ、石炭火力発電所の新設計画は容認されています。原発の新増設の議論さえあります。一方、福島原発事故は収束せず、被害者の苦難が続いています。

今回の基本計画見直しは今後3年間だけでなく、2030年、2050年のエネルギー政策にまで影響を及ぼします。新しい基本計画は脱原発、気候変動防止で、世界の再エネ100%への大きい流れに合流し、日本の未来を切り開くものにしなければなりません。それは、中央集権・地域独占の体制から、地域・自治体などが主体性を持つ地域分散型エネルギー社会への転換でもあります。

私たちは、エネルギー基本計画見直しにおいて以下を要望します。また、見直しの過程では、日本全国の各地域での討論会等を行って、市民や自治体の意見を反映させるようお願いいたします。

要望事項

1 原発再稼働を止め、早期原発ゼロを明記すること。核燃料サイクルを断念すること。

2 原発と石炭火力発電をベースロード電源とする考え方をやめ、再エネを優先電源とすること。

3 原発の費用を託送料金に上乗せする計画をやめ、送配電網の公有化を進めること。

4 石炭火力発電所の新増設をストップすること。

5 炭素税など炭素の価格付けを政策に入れ、パリ協定を推進すること。

6 エネルギー基本計画見直しプロセスにおいて市民参加の機会を確保し、意見を反映すること。

呼びかけ: eシフト、グリーン連合、CAN-Japan 

締め切り: 20181月末、3月末 

問合せ:eシフト事務局(FoE Japan03-6909-5983

送付先(関東): 気候ネットワーク東京事務所 〒102-0082 東京都千代田区一番町9-7 一番町村上ビル6F
(関西): 地球救出アクション97  〒580-0003松原市一津屋4-9-6 稲岡美奈子

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◆賛同団体募集! こちらからご登録ください(リンク

◆参考リーフレット「どうする?これからの日本のエネルギー」(リンク
署名を呼びかけるさいに、ぜひ一緒に活用ください。
申し込みフォームへのリンク

【開催案内】北勢地域交流会を開催します(11/25)

【開催案内】北勢地域交流会を開催します
~鉄道沿線でつながり合いませんか!~

日時:2017年11月25日(土) 12:30~16:00 (受付開始12:00)
会場:四日市市文化会館 第3ホール
(四日市市安島2-5-3 近鉄四日市駅より徒歩約10分)
http://yonbun.com/access-map
主催:グリーン連合(北勢地域交流会実行委員会)
幹事団体:(一社)四日市大学エネルギー環境教育研究会
http://www.yokkaichi-ene.com/inquiry/index.html
申込み:必要(参加費無料)幹事団体までご連絡ください
定員:先着60名まで

ちらしのダウンロードはこちら

【開催趣旨】

地域の環境団体は、独自の創意工夫により、長年にわたって環境の保全を行ってきました。
これからも継続して活動していくにあたり、北勢地域の環境団体が手をつなぎ合うことで、
更なる地域改善の実効性を創出できるのではと、この交流会を開催します。

【プログラム】

第1部 12:30~13:20
ご挨拶・グリーン連合趣旨説明
講演「グリーンツーリズムのちから」講師:平野宣行氏
休憩
第2部 13:30~16:00
・実効性のあるつながりについてワークショップ
・各グループ発表
・講評

※本事業は、地球環境基金の助成を受けて実施しています。

【開催案内】グリーン交流会in四国を開催します(11/2)

【開催案内】グリーン交流会in四国を開催します

いつもは自分の活動で精一杯!だけど、ちょっと一息ついて、他団体の活動や日本、世界の動きを覗いてみませんか。みなさんが「なんとかならぬか」と思っている活動のヒントがきっと見つかります。この機会にぜひお越しください。

ちらしはこちらからダウンロードできます。

日時:2017年11月2日(木)13:30-17:30
会場:四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO) アクセス
※徳島・愛媛・高知サテライト会場とテレビ会議システムで接続します(希望者は各デスクまで )
主催:グリーン連合
共催:四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)
参加費:無料
申し込み・お問い合わせ: 四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO) お問い合わせ

プログラム:

1. グリーン連合の紹介
2. グリーン・ウォッチ2017と取り組み
□パリ協定と日本の政策課題
□容器包装リサイクルの課題
□川崎での地球温暖化対策
3. 四国地域での環境活動と課題に関する発表
□NPO法人 環境首都とくしま創造センター(徳島)
□うどんまるごと循環コンソーシアム(香川)
□愛媛県環境カウンセラー協議会(愛媛)
□認定NPO法人 環境の杜こうち(高知)
4. 意見交換会

※同日18:00~地球環境基金助成金説明会開催

※このイベントは地球環境基金の助成を受けて実施しています。

【開催報告】第2回環境省と環境NGOの意見交換会を開催(2017年6月14日)

第2回環境省と環境NGOの意見交換会を開催

環境省と環境NGOの意見交換会第2回を2017年614日に環境省第1会議室で開催しました。第2回の議題は「ESD、環境教育」と「海洋ごみ」の2つ。NGOから各議題について計6団体から提案発表を行い、環境省からも取り組み概要の説明があり、意見交換を行いました。NGOからは26団体32人、環境省からは総合環境政策局長をはじめ9人の出席がありました。グリーン連合では、日本の環境政策をより前進させるため、また政府の環境政策・事業の立案、実施、評価の全ての段階において、環境NGO/NPOと国民の意見と提案がより適切に反映されることを目的として、環境NGOと環境省の意見交換会を設定しています。

詳しくはこちらをご覧ください。議事概要、配布資料、写真などが掲載されています。

市民版環境白書2017グリーン・ウォッチ発行記念シンポジウムを開催しました

市民版環境白書2017グリーン・ウォッチ発行記念シンポジウムを開催しました

発足から2周年を迎えるグリーン連合では、昨年に続き市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」を発行しました。今回も気候変動、再生可能エネルギー、廃棄物、化学物質、生物多様性、森林破壊など多岐に渡る環境問題に対して市民の視点から切り込み現状を分析しています。このグリーン・ウォッチの発行を記念して2017年6月6日(水)にシンポジウムを開催しました。詳しくはこちらをご覧ください。シンポジウムの動画や資料等を掲載しています。

市民版環境白書2017グリーンウォッチ発行記念シンポジウム市民版環境白書2017グリーン・ウォッチ発行記念シンポジウム

市民版環境白書2017グリーン・ウォッチを発行しました

市民版環境白書2017グリーン・ウォッチを発行しました

グリーン連合は、2017年5月に市民版環境白書2017グリーン・ウォッチを発行しました。市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」は、政府とは異なる視点から環境の現状や問題点を分析し多くの人に知ってもらうために、2016 年5 月に第1号を発行、この市民版環境白書2017グリーン・ウォッチは第2号となります。

  第2号は、総論として、「なぜ、地球環境を優先して保全しなければならないか」として、世界人口の増加や人間活動の拡大など地球環境悪化の背景、また優先的な取り組みの理由として、環境の危機が著しく十分な対策をとる時間的余裕が少なくなっていることや将来世代や途上国に対する責務、さらに今後は「環境概念」を拡大して取り組むことの大切さも述べています。また、昨年に引き続き、福島の人々の現状や廃炉を含む放射廃棄物問題、さらに福島の健康情報がどう伝えられているかなど、詳細な調査に基づく報告もあります。そして各論では、パリ協定後の気候変動対策、再生エネルギーの日本の現状やその進展を阻む要因、プラスチック問題や廃棄物の越境移動問題、農薬やにおいブームの落とし穴といった化学物質問題、種の保存など生物多様性に関する問題や森林破壊問題等についても触れています。トピックスでは、沖縄の基地問題と環境問題のかかわり、富山や東近江での先進的な取り組み、海外企業の動向、最後には世界各国で勃発するテロと気候変動問題との関わりや環境正義の考え方についても解説しています。政府白書にはないような、市民目線で見た内容もたくさん含まれていますので、是非、様々な場面で活用してください。

詳しくはこちらをご覧ください。全文(PDF形式)がダウンロードできます。

市民版環境白書2017グリーン・ウォッチ

国会議員・ジャーナリスト・グリーン連合の懇談会(6/15)ご案内

「グリーン・ウォッチ2017」発行を記念する会

国会議員・ジャーナリスト・グリーン連合の懇談会

発足から2周年を迎えるグリーン連合では、昨年に続き市民版環境白書「グリーン・ウォッチ」を発行しました。今回は環境問題の緊急性や福島の現状を伝えるともに、気候変動、再生可能エネルギー、廃棄物、化学物質、生物多様性、森林破壊など多岐に渡る環境問題に対し、市民の視点から切り込み、現状を分析しています。

この度「グリーン・ウォッチ2017」発行を記念して、下記の通り、国会議員の皆様と、ジャーナリスト、グリーン連合のメンバーが懇談する場を設けましたので、是非ご参加ください。

日時:2017年6月15日(木) 12:00~14:00
場所:衆議院第二議員会館 第二会議室
主催:グリーン連合
参加費:無料
申し込み先 :  ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 メール
入館方法: 会館入口で入館証をお受け取りください

プログラム(予定)

1.グリーン・ウォッチ2017の内容紹介

全体像と環境保全の必要性 藤村 コノヱ(環境文明21
・気候変動                 
桃井 貴子(気候ネットワーク)
・再生可能エネルギー      
松原 弘直 (環境エネルギー政策研究所)
・廃棄物                    中井八千代 (容器包装の3Rを進める全国ネットワーク)
・化学物質                 
中下 裕子 (ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
・原子力              伴 英幸(原子力資料情報室)
・福島の情報公開        三木由 希子(情報公開クリアリングハウス)

2.環境を取り巻く現状の報告

・石井徹(朝日新聞編集委員)
・滝川徹(日本環境ジャーナリストの会理事)

3.意見交換会

「米国大統領のパリ協定離脱表明を受け、今後日本は何をすべきか?」
国会議員からのコメントおよび質疑

グリーン連合とは・・日本各地で、様々な環境活動に携わる多くの仲間とつながり、これまで積み重ねてきて経験と英知を結集し、危機的状況にある地球環境を保全し持続可能で豊かな社会構築に向けた大きなうねりを日本社会に巻き起こすために2015年6月5日に設立された環境NGO・NPO・市民団体の全国ネットワーク

環境省とNGOの意見交換会(第2回)6/14 参加者募集

環境省とNGOの意見交換会(第2回)6/14 参加者募集

環境NGO/NPOの皆様

グリーン連合では、日本の環境政策をより前進させるため、また政府の環境政策・事業の立案、実施、評価の全ての段階において、環境NGO/NPOと国民の意見と提案がより適切に反映されることを目的として、環境NGOと環境省の意見交換会を設定しています。その第2回の意見交換会を下記のように開催します。
参加を希望される方は、下記の項目を記入の上、グリーン連合事務局へ送信してください。

環境省とNGOの意見交換会(第2回)

●開催日時 2017年6月14日(水)午後2時~4時
●会場:環境省第1会議室
アクセス:東京メトロ丸の内線・千代田線・日比谷線「霞ヶ関」駅 下車
中央合同庁舎5号館
※会議の円滑なスタートのため13時45分までに日比谷公園に面した中央合同庁舎5号館1階にお集まりください。後日参加者に詳しく連絡します
●参加資格:日本で活動されている環境NGO/NPOのメンバーの方で、本意見交換会の趣旨に賛同される方ならどなたでも
※グリーン連合会員の有無、また法人格の有無は問いません。
ただし、営利団体、企業、自治体の立場では参加できません。
※受付人数 最大35人(申し込み先着順)です。必ず事前にお申し込みください。事前申し込みなしの参加はできません。下記の申し込み方法をご覧ください。グリーン連合幹事の方もお申し込みをお願いします。

■意見交換会(第2回)の議題

1 ESD、環境教育
2 海洋ごみ(その対応としてのリデュース、リユースを含む)
※NGO/NPOからの発表提案者は、公募したうえで決定しています。ただ、参加された方は意見交換の場でご発言いただけます。
※今回の意見交換会は、この2課題で開催します。次回以降は、別のテーマも設定しますので、ご希望のある方はグリーン連合にお知らせください。

■お申し込み方法

以下の項目をご記入いただき、グリーン連合事務局に送信してください。
お名前、所属しているNGO/NPOの名称、そのNGO/NPOでの役職等
連絡先メールアドレス、連絡先電話番号

送信先 グリーン連合事務局 お問い合わせフォーム
〆切5月26日(金) 午後6時
※一団体から複数人の参加も歓迎します。
※最大35人(先着順)を募集します。お早めにお申し込みください
※お申し込みの際に頂いた個人情報は環境省とNGOの意見交換会以外には利用しません。

■交通費等は各自ご負担ください。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

■主催 環境省 グリーン連合

■グリーン連合 共同代表 杦本育生 中下裕子 藤村コノヱ
担当幹事 篠原ゆり子(FoE Japan)、杦本育生(環境市民)、中井八千代(容器包装の3Rを進める全国ネット)、藤村コノヱ(環境文明21)、古瀬繁範(地球と未来の環境基金)
事務局: 〒101-0041東京都千代田区神田須田町2-2-5 CTNビル
お問い合わせフォーム

環境NGOと環境省との意見交換会(第2回)の政策・協議提案の募集

環境NGOと環境省との意見交換会(第2回)の政策・協議提案の募集

グリーン連合
代表 杦本育生、藤村コノヱ、中下裕子

グリーン連合では、日本の環境政策をより前進させるため、また政府の環境政策・事業の立案、実施、評価の全ての段階において、環境NGO/NPOと国民の意見と提案がより適切に反映されることを目的として、環境NGOと環境省の意見交換会を設定しています。その第2回を下記のように開催することにいたしました。つきましては、テーマに沿った具体的な提案・協議課題を開催当日に発言される環境NGO/NPOを募集します

■開催日時: 2017年6月14日(水)午後2時~4時

■場所:   環境省第1会議室(参加者募集は追ってお知らせします)

■協議課題: 1 ESD、環境教育 2海洋ごみ

※今回の協議は、この2課題で開催します。次回以降は、また別のテーマも設定しますので、ご希望のある方はグリーン連合にお知らせください。

■政策提案・協議の具体的課題の募集 今回の2課題に関して環境NGO側から具体的な政策提案や協議提案を2つずつ募集します。応募される環境NGO/NPOは、こちら(Word)の書式(2ページ目)で428日正午までに下記まで送信してください。なお、多くの提案が集まった場合は、グリーン連合の本活動担当幹事会で採否を決定しますので、あらかじめご了解をお願いします。また、採用された提案については、意見交換会当日(6月14日)に発表・説明等をしていただきますので、必ずご出席くださるようにお願いします。

■参加資格 環境NGO/NPOのメンバー

  • グリーン連合会員の有無、法人格の有無は問いません。ただし、営利団体、企業、自治体の立場では参加できません。
  • 後日、参加者を募集します(30人程度)。

■環境省からの出席 課題及びテーマに沿った幹部職員、担当職員

グリーン連合の担当幹事:篠原ゆり子(FoE Japan)、杦本育生(環境市民)、中井八千代(容器包装の3Rを進める全国ネット)、藤村コノヱ(環境文明21)、古瀬繫範(地球と未来の環境基金)